2023年04月19日
おしらせ
今年も「越前寒晒しそば」の挑戦をしました。ただ今限定販売中です!
寒晒し処理とは、秋に収穫した新そばを、玄そばの状態で厳寒の冷たい清流に10日から14日ほど漬け、それを引き上げ戸外の天日と寒風に晒しながら約1ヶ月かけて乾燥する一連の作業です。こうして作ったソバは、アクが抜け舌触りも良く、甘味のある淡白な味わいの蕎麦になるとされています。
寒晒しそばは、古くは江戸時代に、信濃国の高遠藩・高島藩から将軍家へ献上されていたとの記述があり、現在でも山形、福島、長野などで復活され、村おこし事業の一環として取り組んでいる地域もあります。
原料は越前大野産の玄ソバ。水につける場所は、工場からほど近い「一乗滝」付近。
大寒前から川に浸け、2週間後に川から玄ソバを揚げ、寒風に晒して3週間ほど乾燥しました。
寒ざらし玄ソバの抜実のみを軽く割った後、低速回転の石うすにかけ、甘皮も丹念に挽き上げ約60メッシュの篩にかけたきめの細かいそば粉に仕上げました。
玄ソバが紫外線を受けているせいか、そばを打ってから2日するとゆでた時に赤く変色します。また、切れやすく仕上がってます。そばは打ったその日の内に食していただきますようにお願いいたします。
香りも色も良く、おいしいそば粉に仕上がっています。寒晒しとしての特徴が出ているかどうかは微妙ですが、雑味の少ないなめらかなそばを味わってみませんか?。
ご注文はこちら!香りも色も良く、おいしいそば粉に仕上がっています。寒晒しとしての特徴が出ているかどうかは微妙ですが、雑味の少ないなめらかなそばを味わってみませんか?。